Emacs初心者は公式チュートリアルをまずは読もう
Emacsのチュートリアルとは
Emacsは標準でチュートリアルが用意されている。しかも日本語対応。公式ドキュメントならぬ公式チュートリアルがある。だったらやらないわけにはいかない。
「いきなりチュートリアルやるの? 大丈夫かなぁ?」と思っても大丈夫。
ちゃんとEmacsの操作方法から説明してくれるので、安心して始められる。
ここにチュートリアルで学べることをざっくりまとめておく。
- カーソルの操作
- 簡単なエディタウィンドウの操作
- 文字の追加と削除
- 操作のやり直し(undo)
- ファイルを開く、保存する
- Emacsのコマンドについて
- モードライン
- メジャーモードとマイナーモード
- 検索
- ヘルプコマンドについて
とても丁寧に書かれていいるので、他の本や記事を読むよりもずっと良い。
Emacsチュートリアルを開く
emacsチュートリアルはターミナル版emacsでも、アプリ版でもどちらでも構わない慣れている方を使おう。
私は使い慣れているiTerm2のターミナル版Emacsを使って解説していく。
eamcs
Emacsの軌道とともにスタートアップ画面が表示される。
画面をよく見ると「Emacs tutorial」とあるのが分かる。十字キーでそこにカーソルを持って行ってエンターを押すとチュートリアルが開く。ショートカットキーの使い方が分かる人はC-h t
でチュートリアルが開ける。
スタートアップページは英語だったけど、チュートリアルはしっかりと日本語になっている。
後は読み進めていけばok
このチュートリアルは長さもそこそこで読みやすいので一通りやれば、emacsでの操作が身につくだろう。emacsの便利な機能を実際に使う前にここで学んだ操作を自分のものにしておくことが重要だ。基本操作を忘れてしまうと、後々いろんなことをやる時にまごついて進まなくなってしまう。だから初心者はここでやった(C-f)カーソルを進めるや(C-x C-s)ファイルを保存するなどの操作をしっかりマスターしておこう。